Level-G zero 試合内容

Level-G zero 試合内容

 

サブミッションオンリーグラップリング5分1R (レフリー判定あり) 前日73kg契約

論田 愛空隆(心技館)▲ vs 中村 剛士(ポゴナクラブさいたま支部)○ (判定3-0)

引き込んでハーフガードを作ろうとする論田に対して、中村はガードに入られないように距離を取りながらパスを狙う。距離を取って攻める中村に対して、論田が距離を詰めようとしたところを中村がガブって、そのままパスガードを成功させる。中村が腕を組み替えてアームインのギロチンを狙ったところで論田がエスケープ。一旦距離が離れる。低いベースを作った中村に対して論田は足を滑り込ませてハーフガードを作る。論田は脇を差してスイープを狙うも中村のベースを崩せない。中村は潜り込もうとした論田の上半身を制してガードをパスして押さえ込む。論田は鉄砲がえしで中村を崩し、ハーフガードに戻すも、中村が枕を取って強力なプレッシャーをかける。中村は再びパスガードを成功させマウントを狙うも論田に阻止されたので、サイドポジションでガッチリ抑え込む。論田が下からダースチョークを仕掛け、中村が押さえ込みを解く。論田はオープンガードから再びハーフガードに入るために滑り込むが、中村はタイミングを合わせてパスし、ギロチンを狙う。論田はガードを作り直そうとするが、中村のプレッシャーの強さと動きの速さによって体勢を立て直せない。中村は枕を取って抑え込む。論田は何とか足を滑り込ませてガードに戻そうとするが中村が完璧にコントロールし、今度はマウントをとる。論田はブリッジでエスケープするも、中村の上半身へのプレッシャーは強く、ガードをなかなか作り直せない。何とかハーフガードを作ったところで試合終了。判定(0-3)で中村の勝利。中村は強いプレッシャーを与え続けて論田に形を作らせず圧倒した。

 

 

サブミッションオンリーグラップリング7分1R (レフリー判定あり) 前日63kg契約

杉本 孝(Now or Never BJJ)○ vs 関原 翔(K-PLACE )▲ (判定3-0)

終始杉本がボトム、関原がトップで試合が進む。開始早々、杉本がハーフガードから腕を狙う。関原は立ち上がり回避。再び杉本はハーフガードに入る。ガードに入った瞬間にチョイバーを仕掛ける。関原は腕を抜いて防ぐ。関原がパスを試みるも杉本は落ち着いて対処し、バタフライガードからシングルエックスを組もうとする。関原が足を抜きかけたところでヒールを狙うも、関原は回転して回避。ダブルガードの状態になる。足の取り合いになったところから、杉本がストレートフットロックを狙う。関原は回転しながら足を抜いて回避。杉本が足にしがみついて逃さないようにするのを関原はフットワークでかわし、隙をついてアンクルホールドをしかける。杉本は取られた足を利用してバックテイクし、腕十字から三角絞めを狙うも、関原が頭を抜いて回避。関原がベースを作ったところを杉本がバタフライガードで煽り、足関節技を仕掛けようとするも関原は回避。その後は、関原がパスガードを試みようとするところに杉本が技を仕掛け、関原が逃げるという攻防が繰り広げられた。判定(3-0)で杉本の勝利。関原は果敢にパスガードを試みたが、杉本が圧倒的な技術で対応し勝利した。

 

 

 

サブミッションオンリーグラップリング7分1R (レフリー判定あり) 前日65.7kg契約

渡部 修斗(ストライプル新百合ヶ丘)○ vs 長谷川 孝司(今成柔術)▲ (判定3-0)

長谷川がボトムになってハーフガードに入る。渡部がガブってハーフガードをパスする。そのままダースチョークをしかけるが、長谷川が亀の形で回避し、ハーフガードに戻す。再び渡部がガブってパスし、巧みに長谷川をコントロールしバックテイク。4の字を組んでチョークを取りにいくが、長谷川のディフェンスが堅く、首の前に腕を回すことがなかなかできない。長谷川は首に腕を回させないがバックから逃げることができず、そこからは絞めの攻防になる。ラストの終了時間間際で渡部が腕十字に技を変えるも、長谷川のクラッチが堅いので極め切ることができないまま試合終了。判定(3-0)で渡部の勝利。マジカルチョークの異名を持つ渡部の攻撃を堅守の長谷川が時間いっぱい凌いだ。

 

 

 

サブミッションオンリーグラップリング10分1R (レフリー判定あり) 当日74kg契約

世羅 智茂(CARPE DIEM BJJ)○ vs 寒河江 寿泰(今成柔術/トイカツグラップリング東中野)▲(判定3-0)

これまでの試合と異なり、初めはレスリングが繰り広げられる。世羅が有利に進め、最終的にはプレッシャーかけてリング際に押し込んだところから投げ、サイドポジションで抑え込む。世羅がマウントに変えようとしたところで、寒河江は足関節技を仕掛けて、世羅が距離をとった隙にガードに戻す。世羅は足、腕、腰をコントロールしてパスを狙うが、寒河江が凌ぐ。寒河江が立ち上がり再びレスリングになるが、寒河江が引き込みながら腕十字を狙うが世羅は腕を抜いて回避する。寒河江がハーフガードに入り、世羅が近距離で腰や足をコントロールしてパスを試みるという展開が続く。それに対して寒河江は硬いガードで守ったり、潜り込んで足関節技を狙ったりして、世羅に好きなようにやらせない。終盤、世羅がパスガードに成功し、サイドポジションで抑え込む。寒河江が抑え込みから逃げ、タックルでテイクダウンしたところで試合終了。判定(3-0)で世羅の勝利。前半後半で一回ずつのパスガードが効いたか。世羅が寒河江の強固なガードを抉じ開けて勝利した。